思い通りに動いてくれない
この記事では人を思い通りに動かす方法について書いていきます。
- 仕事を任せても思った通りに動いてくれない。
- 言ってもやってくれない。
こんな悩みを持ったことがある人は意外と多いのではないでしょうか?
特に会社の上司やマネージャーの方にはこういった悩みが多いと思います。
実は思い通りに動いてくれない原因は、お願いの仕方が良くないことです。
この記事では人を思い通りに動かす魔法について3つのポイントをお話ししていきます。
この記事を読み終えて実践すれば、あなたも人にお願いをしたり、動かしたりするのが上手くなります。
仕事は一人では決して出来ないので、色々な人にお願いをしたり、協力してもらうことが多いと思います。そういった場面で是非活用してみてください。
※相手に種明かしをすると効果が減るので、あくまで自然に使いましょう。笑
人を思い通りに動かす魔法
人を動かすための3つのポイント。それは以下の3つです。
- 相手の立場に立つ
- 相手に期待をする
- 相手に感謝をする
要するに、「相手の立場に立って、相手に期待を込めて頼みごとをする。そして頼みごとが終わったら飛びきりの感謝を伝える。」ということです。
「相手の立場に立つ」というのはおそらく誰もが言われたことがあるかも知れないですが、「期待をする」「感謝をする」というところが最大の魔法となるので是非最後まで読んでみてください。
相手の立場に立つ
あなたは誰かにお願いをする時、相手の立場に立っていますか?
相手の立場に立つというのは簡単そうで実は非常に難しいです。でもうまく人を動かしている人は必ず実践しています。
なぜ相手の立場に立つのが大事かと言うと、実際にその依頼を受けて動くのはあなたではなくお願いをした「相手」だからです。
あなたはあなたのやって欲しい事をあなたの立場でお願いしていませんか?
実はこれでは相手からしたら魅力的な提案ではありません。常に相手のことを考えて相手の立場だったらどういう話し方だったら聞いてもらえるかを考えましょう。
具体的に言うとまずは相手のメリットを考えてあげるといいです。
例えば、
「この仕事やっといて」って言って依頼すると、「やってくれる人」はやってくれますが、「やりたくない人」や「あんまりやりたくない人」にはやってもらえないです。
一方でこんな言い方はどうでしょう?
「これは〇〇さんの力になるから、少し大変で時間がかかるかもしれないけど、是非やってほしい。」と言われたらちょっと大変でも「やってもいいかも」って思いますよね?
このように人に何かをお願いしたり、動かしたりする時は、相手の立場に立ってメリットを考えましょう。
相手に期待する
「相手の立場に立つぐらいやってるよ。」と思った方も多かったのではないでしょうか?
そう思った方。安心してください。ここからがこの魔法の本番です。
確かに相手の立場に立って依頼をしている人は多いですが、後の2つを実践している人は多くないです。
2つ目は「相手に期待する」ということです。
あなたはお願いをする時、相手に期待を込めた言葉をかけていますか?
実はこれは心理学用語で「ピグマリオン効果」と呼ばれる手法で実際に効果があると研究結果も出ています。
「人は期待されるとその期待に応えようと頑張る」という心理があります。これをうまく使ったのが、この相手に期待するという事です。
例えばすごい難しいお願いがあるとします。以下の2つの言い方はいかがでしょうか?
- 「これ無理でもいいからやってみて。難しいから上手くできないと思うけど、とりあえずやってみて。」
- 「これ難しいけど、〇〇さんならきっと上手く出来るから一回やってみて。期待してるよ。」
どうですか?あなたはどちらが「よし!頑張ってやろう!」って思いますか?
多くの人が②の方がやる気が出ます!期待してもらえてるから、その期待に応えようとするのです。
このように相手を信頼して、期待してあげるとその人はその期待に応えようとします。
実体験
実はこの「相手に期待する」というのは実際に私が相手にされて体感したことでもあります。
ある他部署の先輩に私は「◯◯君(一応名前は伏せておきますね笑)のことめっちゃ信頼してる。▲▲さん(私の上司)はそうでもないけど、◯◯君は本当信頼してる。いつも助けてくれてありがとね。〇〇君ならどんな仕事やっても大丈夫。これからも困ったらよろしくね。」って言われたことがありました。
他部署の仕事の出来る先輩だったので、私は思わずにやけてしまうぐらい嬉しかったです。
この次に何が起きたかというと、私はこの先輩の言う事だったら色々な仕事の中でも、優先順位をあげて至急で対応してました。自分にかけてもらった期待に応えようと頑張ったのです。
このように人に期待をするとそれに応えようと頑張ってくれます。
是非、あなたも相手に期待してお願い事をしてみてください。
相手に感謝をする
3つ目の魔法は「相手に感謝する」ことです。
あなたが期待をして依頼をしたことに対し、それをやってくれたら、相手に飛びきりの感謝をしましょう。
「◯◯さんありがとう!本当に助かったよ!次も期待してるね。」
この「ありがとう」という言葉で、実は人は「やってよかったな」と思うことができます。感謝されて嫌な気分をする人なんていないですよね?
人に「ありがとう」って感謝されたら嬉しいですよね?
実はこの一見当たり前のように思えることが出来ていない人が非常に多いです。「ありがとう」は魔法の言葉なので積極的に使ってみてください。
上司の人であれば「褒める」のももちろん良いですが、「褒める」ことはちょっと上下関係が出てきてしまいます。
ちなみに褒める場合は出来るだけ具体的に褒めてあげましょう。
ただ「よく出来たね」って言うよりも「よく出来たね。◯◯さんの丁寧さ活かされて凄い良いね。」と褒めてあげるとより嬉しいです。
まとめ
まとめると人を動かすための魔法は3つです。
- 相手の立場に立つ
- 相手に期待をする
- 相手に感謝をする
いかがだったでしょうか?
実は私は社会人2年目から企画や統括の仕事につかせてもらいました。営業の経験もなかった私が自分よりも20歳も年上の、しかも他部署の役職者に対して色々仕事のお願いをしなければならない立場になったのです。
そうすると何が起きるか?想像出来ますよね?
私がお願いをしても快く思わなかった人も多かったです。「営業もやったことない若造が何言ってるんだ」って思われていたはずです。その中で試行錯誤しながら、うまく人に動いてもらおうと編み出したのがこの方法です。
仕事をしていると人にお願いごとをすることが多いと思います。
是非、相手の立場に立って、期待と感謝を存分に使ってみてください。
実は恋愛や人間関係でも応用可能なのでおすすめです。
心がけ一つで人生は変わります。
人を動かす魔法を使って、より一層人生を楽しんでいただけたら嬉しいです。
「人生・仕事を楽しくする方法や考え方」を
テーマに情報発信しています。
元々はネガティブで頭から味噌汁をかけられた事もあるいじめられっ子でした。人見知りでメンタルも最弱。そんな僕でも自分の性格や考え方を変えることができ、今では毎日を本当に楽しく生きています。
自分の実体験を元に、
「少しでも読んでくれた方の人生が楽しくなるように」
そして「新たな一歩を踏み出す勇気を与えられるように」
情報発信をしていきます。
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